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コウジ酸発がん性
美白成分にもさまざまなものがありますが、最近の注目株の一つが「コウジ酸」です。
ちょっと前に、とある化粧品のCMで「酒造り職人の手が透き通るように美しい」というのがあったと思うのですが、その化粧品に配合されていた美白成分が「コウジ酸」ですね。
このコウジ酸は、麹菌発酵過程で出現する発酵代謝物質として発見されて以降、研究開発が進み、1988年には美白成分として厚労省に認可されました。
しかし、その後の動物実験において発がん性を指摘され、一度2003年に製造が中止された経緯があるのです(゚д゚)!
でもそれは、小動物に対して規定量以上の高濃度で実験を行なったがための結果のようで、2年後には改めて安全性がか確認され、現在に至るまで様々なメーカーがコウジ酸配合の化粧品を販売しています。
つまり、コウジ酸を調べると「発がん性」という文字が出てきて一瞬ドキッとするのですが、今現在、安全性に問題なく使用されているので、特に気にすることはないかと思います(*^-^*)
皮膚科でも、ハイドロキノンと並んでコウジ酸クリームが処方されますしね(*^-^*)
ハイドロキノンが効果が高い代わりに刺激性も強い・・・ということで、肌に合わない人もいるんです。
そういう方には、刺激性の少ないコウジ酸が処方されているということのようですね。
コウジ酸は、チロシナーゼ酵素を活性化させたり、メラニンが作られるのを抑制する働きがあり、シミを予防したり、シミが黒くなることを防いでくれる貴重な美白成分です。
先にも述べたように、「肌に合わない」という人も少なく、黄ぐすみ対応を含め結構高い美白効果が期待できるので、私もおすすめの成分なんですよ(^^)v