ニキビ トレチノイン

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肌の代謝を促す成分であり、その名前の塗り薬まで存在する「トレチノイン」をご存知でしょうか?

欧米ではメジャーなニキビ治療薬として有名な「トレチノイン」は、ニキビだけでなく、シミやしわにとても効果的のある塗り薬として日本でも知られています。

 

かつて、NHKの朝の情報番組である「あさイチ」でシミを消す治療薬として「ハイドロキノン」とともに特集されていたので、名前だけでも知っている・・・という方が多いかもしれませんね。
ただちょっと難しい成分でもあり、反面、とても効果的な薬でもあるので、正しく活用するためにもきちんと理解しておきましょう。

 

トレチノインのニキビへの効果

トレチノインとは、ビタミンA(レチノール)の誘導体で、微量ですが人間の血液中にも流れており、アレルギー反応がないのが特徴です。

 

そもそもニキビは、肌の新陳代謝が低下することで毛穴の周りにある角質が硬く厚くなってしまい、蓋をしてしまうことがきっかけです。
そこに皮脂がたまってアクネ菌を繁殖させてしまうことからできてしまうものですよね。

 

この状況に対しトレチノインは、皮脂腺の活発化を抑えることで皮脂の分泌を減らし、肌の代謝(ターンオーバー)を促すことによって毛穴に蓋をしている角質をはがれやすくし、ニキビを治してくれます。

また、色素沈着してしまったニキビ跡の改善にも効果があると言われています。

 

ここだけをとれば、トレチノインはとてもありがたい薬。
これを使えば、ニキビに悩む人はいなくなるようにさえ思えますよね。

 

トレチノインの問題点

ただし、トレチノインに問題がないわけではありません。

トレチノインは高い効果を持つと同時に、肌質・体質によっては皮膚への刺激が強すぎ、炎症を起こしたり皮むけがひどかったりと、悪化させてしまうこともある薬なのです。
トレチノインを使うにあたり、注意しておきたい点は次の3つです。

 

1.妊娠中、授乳中、妊娠予定の人は使用できません。
ビタミンAは細胞の分裂に関係しているビタミンであり、催奇性の疑いが指摘されています。
胎児に影響を与えるおそれがあるため使用できないということですね。

 

2.製造日や保存方法に注意。
トレチノインは安定性が非常に低いため、冷蔵管理で製造から1ヶ月以内のものでないと、十分な効果を発揮しません。
未開封であっても1ヶ月経つと薬効が減ってしまうといわれているので注意が必要ですね。

 

3.初めて使用する場合は、低濃度のものから試し、一度にたくさんの量をぬらない。
トレチノインは、効果が高い反面、一種の劇薬ともいえる薬です。
初めて使用する場合は0.025%~0.05%濃度のクリームで試し、大丈夫なら0.1%・・・と用心しながら使い、ニキビに塗る量も少なめを心がけるようにしてください。

 

このように、いろいろ難しい面のある薬ですので、医師の指示に従って使われた方が失敗がないですね。

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